2011 音我苦②~清算~

2011 音我苦②~清算~

テキスト説明

2007 音我苦①~漂泊~の続きです。

 

 

氣づいてしまった。
自分が音楽を夢としてではなく
15歳の衝撃的トラウマの消去法として
選んでいたことに!

 

アルコール乱用
同じく。

 

2011年頃のメンタルの安定度は
良くなることもなければ悪化することもない
どっちつかずな感じです。

 

年齢も30代という「ひと節目」
を迎えるにあたり

 

 

人生を考え始めます。
このままでいいのだろうか...と。

 

人生の転換点となる
「終わりの始まり」のお話です。

 

う~む。なんかいっつも
自己の内面と話を始めるとね
長くなるんだよね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011 Rock or Lock?

ベーシストの写真

 

心に鍵をかけてRockしてた。
いや。キミがしてたのは
”Lock”だよ。

 

 

 

 

 

あからさまに
テンションが落ちてきた。
ただスケジュールをこなすためだけに
弾いてるって感じ。

 

ミュージシャンの晩年は
まるで心身共に見知らぬ色に染まった
褪せたボロ雑巾。

 

雑巾で汚れを落とすというよりも
ボロ雑巾の自分を漂白せねばなるまい。
劣化と汚染が進むだけだ。

 

 

白い雪だるま写真

 

 

たぶん少しずつ自分の人生を大切に
考えだしてきたんだと...思います。

 

 

すると...

 

 

 

音楽で飯を食う!に関する
すべての行動に
違和感がでてきた。

 

 

 

 

作詞作曲。スタジオ練習。
ファンとの交流。ライブハウスに居ること。
レコーディング。諸経費の借金。
反逆のアイコンであること。
睨みをきかして常に張っていること。
病んでなきゃいけないこと。

 

 

 

W,WHAT!?

 

病んでなきゃいけない??

 

 

 

 

 

Rockやるエネルギーの源は
完璧なるネガティブな塊。
こいつを起爆燃焼させなきゃ
自分が求めるミュージシャン像が
成立しない。

 

 

 

病んでたからRockしてたし
Rockするために病んでたのか!

 

 

 

 

Rockしとかなきゃならない理由は
30代の突入で『もう...ない。』
と薄々勘付いてた。
もう求められることすら
求めてない氣がする。
ぼくの人生のベクトルは
音楽にそっぽを向きはじめている。

 

 

スッキリしない過去を
いや...

 

 

 

 

 

閃きアイコン スッキリしない過去を
音楽で洗い流す作業をこそ
キレイさっぱり漂白するときが
来たのではないか。

 

 

閃きアイコン 心も人生も
アルコールにまみれて
醜状をさらした
ドス黒さからの脱却は
今ではないのかと。

 

 

 

 

森林の写真

 

 

 

継続しているバンドも
練習時間が取れなくなってきた。
もう辞めたいと申し出た。

 

 

 

どんどん遮絶して
また閉ざして
心に鍵をかけて塞ぎ込む君。

そっか。キミがしてたのは
ROCKじゃないよ。
LOCKだよ。
もうだめだ...。

 

 

 

2012 肩の限界

 

肩の模型写真

 

 

心の歪みは身体に現れます。
心に嘘はつけても
身体がすでに証明している。

 

 

2009年頃から
左肩が超絶に疼き始めましてね..。
常に揉んでないと耐えられないほどに。

 

 

 

2010年1月自宅にて脱臼。
めちゃんこ痛かったです。

 

 

 

東洋医学には””心身一如”という考え方があります。
心と身体は繋がっているという意味です。

 

 

心の歪を身体がサインとして噴出させた...
そう思いました。

 

 

今まで労りもしなかった身体が
悲鳴をあげて叫び出したと。
左肩の疼痛と激痛はじっとできないほどだった。

 

整骨の先生に診てもらう。
信じ難い事実を告げられた。

 

 

 

 

長年肩が関節技をかけられたような状態になってたハズ。よくこれで腕が動かせましたね。肋骨の位置も左右でかなり違う。歪んでねじれているような状態。

 

 

 

 

ギタリストが演奏中に
弦を切ることがある。
1弦2弦の細い弦を。
僕は平気で456弦を切っていた。

 

しかも

 

ベースの弦も切っていた。
さらには5弦ベースの5弦(最低音)
までも切り出した。
弦楽器を弾いたことのある方ならば
尋常じゃないパワーバランスであることが
おわかりでしょう。

 

病んだ自分を
徹底無視するための一点張り。
なにも見えていない血眼状態だったと
思い知らされた。

 

エンプティ...。and I Decide

 

たばこを吸う男性

 

夢を追い夢に触れるも...
満たされず...。
もうこれは環境のせいではない。
自らの内に問題がある!

 

 

 

 

肉体的にも精神的にも...
金銭的にも年齢的にも...
もうキッツいな。

 

辞めたいとも思わない代わりに
続けたいとも思わない。

 

 

 

エンプティ...。引き際かな...。

 

 

すべては白に染まったのだ。
吐き出すものがなくなればもう
別次元に移行して
上昇していくしかない。

 

 

音楽に逃げるのではなく
丸腰で過去と向き合いたい。
健やかに笑顔と幸せと
豊かさとポジティブで
自分らしく生きていきたいんだ。

 

 

できるよ。自由だもん。

WAR is Over.

 

白い羽の写真

 

 

音を楽しむと書いて音楽。
音で我が苦しむと書いて音我苦。
僕がしていたのは後者だ。

 

だとしても...

 

音楽を引退すると
認めるには相当の勇氣がいりました。
手放すのは怖かった。

 

なぜなら...。

 

 

ワタクシこじま
高校3年生の9月末で
わざと中退して
音楽に走ったんですよ(゜_゜)

 

 

 

ひとつの美学があった。
人生に保険はかけない...と。

 

 

もし高卒の資格が必要なときには
改めて通い直すから。
付け加えて言えば大学進学くらい
正しいやり方で勉学に励めば
造作もないことだ。
ノウハウや答えは教科書に
すべて書かれているのだから。

 

 

 

教科書のイラスト

 

 

 

一撃入魂で17歳~30歳まで
人生かけて全弾をつぎこんだバンド活動。
これをもう必要としてない。
辞めて次の人生をと
考えているのだから怖いですよ(笑)

 

 

30代からの再起は白紙だったですね。
正真正銘の初めての白紙だったかも。

 

 

でも...ね...
白紙を選択できた理由は

 

 

やり切った者の潔さ。
脳味噌いっぱいに膨張した
到達の白紙とでも
言うんでしょうか。

 

 

キャンバスの写真

 

 

 

『自由に縛られた挙句
白紙のキャンバスに
なにを描けば良いのかわからない。
だれか教えてくれ!』

 

という依存的叫びではなかったから。

 

 

 

あぁ...。

 

自分はアルコールを始め
メンタルが弱い依存者だと
信じて疑わなかった。

 

ちがう。いつだっていつでも
自分で考えて導き出してきたんだな。
自立してるじゃないか。強いじゃないか。
あとは自活だけだな(笑)

 

これからは音楽やライブハウスで
Liveするのではなく
自分らしい人生というステージで
Liveし(生き)よう。

 

シンプルに自分の力で
お金を稼いでご飯を食べよう。
これで『ピリオド』が打てる!

 

 

 

 

 

 

WAR is Over.
This is Final Destination.
Thank you.

 

 

 

肩はトータルで8回脱臼した。
MRIを撮ったら軟骨が欠けていた。

 

 

2012年4月。
全身麻酔で6時間に及ぶ
左肩の手術を決行しました。

 

 

続く。

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