ビタミンB1不足は脚気のイエローカード!食後の眠気は要注意!?

ビタミンB1不足は脚気のイエローカード!食後の眠気は要注意!?

ビタミンb1不足食後の眠気

 

現代人はビタミンB1の不足が深刻!

100年の時を超えた警告とは!?

 

 

 

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40代からのお疲れをスッとラクにする
心身メンテナンスサロンSweetMoonの
HPのひと、こじまです♪

 

慢性疲労がラクになる?今スグできる7つのおススメ代替えライフスタイル-副腎疲労-

 

でお伝えした内容は
40代からのなんとなくだるいを
少しでも和らげ
元氣になって頂けるであろう
方法のご紹介でした。

 

 

 

 

今日のテーマは

ビタミンB1(チアミン)です。

 

 

 

 

100年の時を超えた警告と軽くおどして
申し訳ないですが(・o・)

 

1904年
日露戦争時の日本人の脚気による死亡率は
75%を超え当時の惨状を
現代のエイズと例える専門家もいるのだそうです。

 

 

なんと

 

銃弾に倒れたひとの数よりも

脚気による死傷者のほうが多かった

 

ビックリですよね!(・_・)

 

 

研究が進みようやく
ビタミンB1は発見された。

 

 

 

2019年の令和の時代に再びビタミンB1不足の猛威があなたの身に襲っているのだとしたら?

 

時代背景は違えど
非常に興味深い内容ですね。
では今日も大人のビタミン講座を
はじめますよ~★

 

 

 

ビタミンB1不足は脚気予備軍!肉体に表れる症状

 

膝を抑える写真

 

 

 

食後の猛烈な眠気のほかに

神経障害に関する

症状が特徴的な脚気

 

 



脚気(かっけ)とはビタミン欠乏症の一つであり、
ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患である。
心不全によって足のむくみ、神経障害によって足のしびれが起きることから脚気と呼ばれる。
心臓機能の低下・不全(衝心、しょうしん)を併発したときは、
脚気衝心と呼ばれる。最悪の場合には死亡に至る。

日本では、白米が流行した江戸において疾患が流行したため「江戸患い」と呼ばれた。
大正時代には、結核と並ぶ二大国民亡国病と言われた。
1910年代にビタミンの不足が原因と判明し治療可能となったが、
死者が1千人を下回ったのは1950年代である。
その後も1970年代にジャンクフードの偏食によるビタミン欠乏、
1990年代に点滴輸液中のビタミン欠乏によって、脚気患者が発生し問題となった。

出典:脚気(かっけ)とは~Wikipediaより~

 

 

あなたも
お昼ご飯を食べた後に眠くなるのは
生理現象や常識であると
思われていたかもしれませんね。
(単なる寝不足は除く。)

 

 

脚気になると肉体面に表れる症状として

 

  • 食欲不振
  • 全身の倦怠感(なんとなくダルイ)
  • 動悸
  • 物忘れが激しくなる
  • 集中力の低下
  • 疲労物質の乳酸が増える(代謝の滞り)
  • 手足の痺れ
  • 下半身のむくみ

 

が挙げられます。

 

 

 

糖尿病やアルコール依存症になるひとも
ビタミンB1不足が躊躇にでるのだそうです。
(アルコール依存症の方は
ナイアシン=ビタミンB3も不足している。
これまた今度書きますね。)

 

アルコール依存症のひとは
ウェルニッケ脳症になる
可能性が極めて高い。
その原因のひとつが
ビタミンB1不足だと言われています。

ビタミンB1の働き

ビタミンB1のサプリメントボトルイラスト



チアミン(thiamin, thiamine)は、
ビタミンB1(vitamin B1)とも呼ばれ、
ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。
栄養素のひとつ。このほか、サイアミン、アノイリンとも呼ばれる。
日本では1910年に鈴木梅太郎がこの物質を米糠から抽出し、
1912年にオリザニンと命名したことでも知られる。
脚気を予防する因子として発見された。
糖質および分岐脂肪酸の代謝に用いられ、
不足すると脚気や神経炎などの症状を生じる
酵母、豚肉、胚芽、豆類に多く含有される。

出典:ビタミンB1チアミン~Wikipediaより

 

 

 

ビタミンB1はざっくり言うと
脳や身体を活発にし
疲れを防ぎ、やる氣を出す役割を担っている
とイメージしておきましょう。
(ざっくりすぎますけどね。)

 

 

脚気(または予備軍)による食後の眠気は

 

 

常習的な糖質の摂りすぎと

飲酒習慣による

恒久的なビタミンB1の圧倒的不足

 

 

が原因なのですね。

 

 

あなたが

 

「年のせいだろう・・」
「疲れてきたせいだろう・・」

 

となにげに思っている心身の疲れは
もしかすると
ビタミンB1が不足し
働こうにも働きようが無い状態が
続いているせいかもしれません。

 

 

3食ともに炭水化物祭り。
スイーツ、パン、お菓子、お酒。
おいしいモノの裏側で
あなたの身体は
ビタミンB1がエンプティー(空っぽ)
に近いのかもしれません。

ビタミンB1不足は心の病にもなる

 

心が病むイメージ傘で雨をしのぐイラスト

 

ビタミンB1不足による脚気の症状は
肉体面だけではありません。
脚気になるとメンタル面も
わかりやすい症状がでてくるのだそうです。

 

 



ビタミンB1が欠乏することによって生じる欠乏症で
有名なものは脚気とウエルニッケ脳症です。
これら代表的な欠乏症にはそれぞれ精神症状が合併することが知られています。
以下は、教科書などからの転載です。



脚気は、膝の腱反射の消失(筋肉反射テスト)などで知られていますが、
実は多彩な精神症状を合併します。

・焦燥感
・情動不安などの神経衰弱症候群
・うつ状態
・統合失調症様症状
・健忘症候群

ウエルニッケ脳症は、
ビタミンB1欠乏のなかでも
多飲酒者に多い欠乏症状です。
この脳症に起こる精神症状とは・・

・無力感
・心気的(小さな身体の症状と重度の病気ではないかと思うようなこと)
・抑うつ状態

その後、進行すると

・不機嫌
・不穏
・発熱~意識障害

ビタミンB1欠乏だけでこれほど多彩な精神症状を呈する可能性があります。
とくに摂食障害やがんなどで不十分な食事の期間が続くと、
ウエルニッケ脳症に近い病態になりやすくなります。

出典:心療内科藤川先生のfacebookより

 

 

 

メンタルのディフェンス力がかなり落ちる
イメージですね。

 

外からの敵に備えるというよりは
内に入ってくる食事の質の低下が
ディフェンス力を奪っているのかもしれません。

 

身体のだるさ、異様な眠気のみならず
あなたがメンタル面での脆弱さも
合わせて感じているのであれば
ビタミンB1不足による脚気予備軍の
可能性もありえます。

 

ビタミンCもストレスマネジメントには大切
ですが

 

ビタミンB1を意識したことはありますか?

ビタミンB1不足による脚気の死亡率75%!日露戦争時のエピソード

 

こじまがビタミンB1について調べ始めた
2015年頃に軽く衝撃を受けたエピソードが

 

 

戦死者の数よりも

脚気による死者のほうが

多かった

 

です。

 

こちらも引用にはなりますが
データとして詳しく記されていた
サイトさんを見つけたので
シャアさせてくださいね!

 

 



日清戦争(明治27年)では4万人を超える脚気患者がでて死者が4千人ちかくもあり(死亡率10%)
日露戦争では25万人もの脚気患者がでて戦傷病死者4万余人のうち病死者が3万人を占め、病死者の多くは脚気心によるものだったとされています。
 パン食が日常の欧米人や麦飯をとる人にはこのような病気のみられないことから、食事に関係しているらしいことは薄々分かっていたようですが、当時は戦地に行けば白米が食べられるという貧しい時代で、戦場では死地に行かせる兵士に白米を腹いっぱい食べさせたいという部隊長らの心情も強かったようで


日露戦争(明治37~38年)では全傷病者35万2700余人中、脚気患者は内輪にみて21万1600余人、他病に算入されているとみられるものを含めれば、少なくとも25万人に達したとする推定があるそうです。戦病死者3万7200余人中、脚気による死亡者2万7800余人(約75%)でした。死亡者が2万7800人ということは、通常の致死率から逆算すれば脚気患者数は30万人を超えたとみてもよいでしょう。日露戦争の参戦総兵員約108万8000人において、脚気の犠牲がいかに大きなものであったかがわかります。

出典:銃弾よりも多くの命を奪った脚気心~公益社団法人日本心臓財団~

 

 

いかがですか?
100年の時を超えて再びビタミンB1不足が
問題視されている令和日本も大げさでは
ないと思うんですよね。

 

  • ジャンクフード
  • 精製食品
  • 添加物
  • インスタントフード
  • スイーツ
  • アルコール
  • パン
  • お菓子

 

 

なんと白米まで!

 

飽食の現代の日本では日露戦争時のような
貧しさはあまり現実的ではありませんが

 

ビタミンB1がそぎ落とされている
今の豊食は100年前の深刻なそれと
一体どう違うと言うのでしょうかね?

 

ビタミンB1を意識して上手に
効率的に今スグ摂取した方が
良さそうだな・・。

ビタミンB1を多く含む食べ物を積極的に摂取する

ビタミンB1を含む食べ物4つの紹介写真

 

 

 

ビタミンB1を多く含む食べ物は

 

 

  • 豆類
  • 酵母
  • 胚芽
  • 豚肉

 

です。

 

 

 

図のように

 

白米よりは玄米や胚芽米、

小麦粉よりは全粒粉をチョイス

しましょう(^^)/

 

 

便利な精製食品は加工の段階で
ビタミンB1はほぼそぎ落とされている
と考えて間違いないでしょう。

 

なかでもおすすめが

 

豆類&酵母(発酵)を含み

たんぱく源としても優れている納豆です。

 

 

なかには
「クサくて近寄ることすらできん!
恐るべし!納豆の結界(◎o◎)」
ってひともいるにはいる(らしい。)

 

ちなみに
きゅうりをぬか漬けにするとビタミンB1の量が
5倍になるのだとか。酵母パワーが成せる技でしょうか?

 

 

お肉で有名なのは豚肉ですね。
疲労回復が謳われているのは
ビタミンB1の働きです。

 

 

アルコールの代謝分解にも大量のビタミンB1が
消費されるわけですが
こうしてみると
お酒のアテ、おつまみとしても
チョイスできる食材が多いですね。

 

少しでもビタミンB1を補うことで
飲酒時にかかる身体への負担
をカバーしてくれるというわけです♪

ビタミンB1はサプリメントでしっかり補給する

 

年齢のせいにしているその疲れ。副腎疲労は今すぐビタミンCを補充せよ!
でもお伝えした通り

 

40代以降はストレスが多い(-_-)多過ぎる。

 

 

身体もしんどい。健康には氣を使いたい。
食事にも氣をつけたいけれど正直
仕事だ家事だ将来の不安だ
対人関係だ経済的な不安だ
と考えると毎日日が暮れるのがマッハです(;_:)

 

とりあえずお腹すいた。
なにたべよ。ええーいめんどくさい!
コンビニのおにぎりでいいや。
サンドウィッチでいいや。

 

をどうしてもやってしまう。
一度やってしまうともうお構いなしだ\(◎o◎)/!

 

 

あなたも
お昼休憩のあと午後からの仕事は
カクンと能率が落ちるなんて
ことはないでしょうか?

 

食事だけではたぶん圧倒的に足らないであろう
ビタミンB1はサプリメントでしっかり補っておきましょう。

 

 

※余談ですが女性が1日に必要な鉄分を食事から
摂取する場合ほうれん草でバケツ4杯分になるそう。(食えんわ)
ビタミンもおなじようにそれなりの量を摂取する必要があります。自分の健康をマネジメントするのも大変です(^_^.)
そういう意味からも効率的にサプリメントをうまく活用したほうがコスパも手間も省くことができるとおもわれます。

 

ちなみにワタクシこじま、
藤川先生の栄養療法(オーソモレキュラー)を参考に
ビタミンB100というマルチビタミンを
1日に3粒ビタミン6種類ほど
それぞれを300mgは摂取しています。

 

 

 

 

うん。おしっこ黄色いです (笑)

 

「摂りスギは良くない」
というよりは
「摂らなさすぎの弊害」のほうが
大きいなと思っているので
自分に合った適正量を探り
今はこの量ですね。

 

一日に必要なビタミンB1の基準量は

男性1.0mg/日 女性0.8mg/日。

 

24時間で300mg摂取しているこじまにとって
基準量の1mgは4分48秒ぶんの量になりますね。
もつか(笑)

 

 

※ビタミンはチームとして補酵素として働きます。
ビタミンB1単体での摂取は体内で上手に利用できず
体外に排出されてしまうのがオチです。
こじまの健康カテゴリーで上手な栄養の補給の仕方を
記事化していくのでビタミンB1だけを
大量に摂取することはやめておいてください。
先に興味がおありの方は上記で紹介した
藤川先生のfacebook投稿を
参考に自己責任でしっかりと調べ上げた上で
開始してくださいね。

 

 

藤川先生は
質的な栄養失調により、
「潜在的なビタミン不足」の人が多数で
コンビニで売られている野菜はビタミンはゼロだろう、、、
ともおっしゃっておられますね。

まとめ

 

今日はビタミンB1について
お伝えしました。

 

食後の眠気なんてだれにだって
起こる生体反応の常識
とおもいきや、
ビタミンB1不足の脚気予備軍!

 

なーんていきなり言われたら(^_^.)

 

ビタミンB1不足で眠気に襲われ
眠気覚ましのコーヒーの常習化で
副腎を疲弊させ、ビタミンCを奪う。

 

 

普段の何気ない行いが
ビタミンを根こそぎ奪っているのだとしたら
うーむ。ちょっとこれからの身体のことを
考えてみようかなって
なりますね(笑)

 

記事を通して
普段マルチタスクで忙殺されているであろう
あなたの無意識な健康状態を
少し意識してみるきっかけに
なればいいなぁ~と思っています(^_^)

 

次回はエイジングケアには外せないビタミンEか、
鉄欠乏の女性の自律神経が危ない!気候変動に対応できない時は要注意について書く予定です(^_^)

 

最後まで読んでくださりありがとうございました☆

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